ほっこり落ち着くリビングの作り方

Nami Sasaki Nami Sasaki
Lucky 4 Ranch, Uptic Studios Uptic Studios غرفة المعيشة
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リビングは忙しい日常の合間に一息ついたり、食後に家族で団欒する、憩いの場。ほっこりと出来る、リラックス空間に仕上げたいですよね。そこで今回は、落ち着くリビングを作る方法を考えます。簡単に家具をひとつ、小物をひとつ加えるだけでも、ずいぶんとお部屋の雰囲気が変わってきますよ!

家全体で考えよう

まず初めにご紹介するのは、モスグリーンが貴重の、大人の雰囲気のこちらのリビングルーム。Helen Green Designによって手がけられました。壁一面の本棚は、窓をぐるりと囲み、それだけでリビングのアイコンとなれるほど、お洒落で存在感も抜群。大抵のリビングにリビングボードはあるとは思いますが、こちらのように、家の構造と一体となったものは独特の魅力が感じられます。家具と備え付けの調度品の色を揃えるもの、落ち着くリビングを演出するのに有効な手段かもしれません。ここでは外の喧騒から逃れて、ゆったりとした時間が流れそうですね。

どの色を選ぼう

リビングをデザインするにあたって、まず考えるのはテーマカラーではないでしょうか?可愛らしくパステルカラーや、スタイリッシュなものが良ければモノクロなど、いろいろ選択肢はありますが、やっぱり一番落ち着く色はこげ茶に暖色系の組み合わせでしょう。Uptic Studiosの手がけたこちらのリビングルームは、オフホワイトの躯体に、こげ茶の床や梁がよく映えるデザインとなっています。合わせたクッションやラグのオレンジ色が暖かみを添えていますね。見事色の力で、ほっこりと落ち着くリビングに仕上がりました。

カフェのような空間にしよう

こちらはELD INTERIOR PRODUCTSが手がけた中古物件のリノベーション。仕切りのない広いLDKを希望したクライントのために、5DKから1LDKへと間取りが変更されました。開放感溢れるリビングスペースは、海外から取り寄せた家具が並び、まるでカフェのようなお洒落な雰囲気が漂います。ソファは色も形も違うものを置いていますが、ちぐはぐ感はまったくなく、逆に垢抜けたデザインとして、落ち着くリビングづくりに一役買っています。また、窓際に設けた土間スペースから差し込む光が室内を明るく照らし、居心地の良い空間を演出しています。

木々を感じよう

漆黒の梁や柱が空間を豊かに彩るこちらのお宅は、石井智子/美建設計事務所によるもの。シンボルツリーとなる楓の木が中庭に植えられ、中庭を挟んで向かい合うリビングダイニングと寝室から、その姿を愛でることが出来ます。折戸を開け放てば、ウッドデッキからそのまま内部空間が外へと溶け込み、簡単に屋外と一体となれます。清々しい空気に加え、緑を身近に感じることができれば、リビングもますます居心地の良い空間になりそうですね。

照明を最大限生かそう

無機質なコンクリートの打ちっ放しの空間に、まるで満月のようにぽっかりと浮かぶ照明がポイントの、こちらのリビング。YASUO TERUI Architects Inc.によって手がけられました。外の雪景色を楽しむために、開口は横に長くとられ、サッシが邪魔をしないので、一枚の絵画のようにパノラマを楽しむことが出来ます。その風景の邪魔にならないよう、あえてシンプルにデザインされたリビングルームは、照明をも際立たせる結果となりました。やはり照明の良さを最大限生かすには、シンプルな空間と、美しい風景が一番なのかもしれませんね。

お気に入りのもので飾ろう

ポップなイエローやビビッドピンクが楽しいこちらのリビング。イギリスのインテリアコーディネーターHoneybee Interiorsによって手がけられました。リビングを自分だけのお気に入りの空間にする方法はいたって簡単。お気に入りのアイテムで埋め尽くすのです。少々奇抜な色であろうが、なかなか存在感のあるインテリアであろうが、そんなことはお構いなし。好きなもので揃えれば、自然とハーモニーは生まれるものです。こちらもカラフルなクッションから、色とりどりのガラスが煌めくシャンデリアまで、住まい手の好みが全面に出た、オリジナリティ溢れるインテリアが並びますが、不思議と調和が取れていますよね。お気に入りなものに囲まれるのが、究極のリラックス方法と言えるかもしれません。

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