遊び心とエッジが効いたミニマリスト House 192

Emi M Emi M
Casa em Matosinhos II, Jorge Domingues Arquitectos Jorge Domingues Arquitectos منازل
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本日紹介するのはJorge Domingues Architectsによってポルトガル北部に建てられたHouse 192と名付けられた美しい家です。近代的なセンスを感じさせるミニマルスタイルと、エッジの効いたボリュームの組み合わせが洗練された魅力を醸し出しています。広々とした内部はプライバシーとセキュリティが確保された快適な生活空間となっています。さっそく見ていきましょう!

道路側外観

まずは道路側外観から。夕暮れの陽光、そして室内からの照明が優しくこぼれ、明るいグレーの外壁がとろけるような柔らかい色調に染まっています。正方形の大きな開口部はミニマルでもインパクト大。金属板の塀によってしっかりと守られた建物ですが、建物自体にこの大きな開口部があるため、あまり閉じられた冷たい印象にはなっていません。屋上にはルーフテラスが設置され、街の風景を眺めながら日曜日のブランチを楽しんだり、開放的なホームパーティーも可能です。

庭側外観

こちらは庭側外観です。建物の大胆なボリュームの組み合わせが確認できます。エントランスから庭に続くまで地面はきれいに舗装されており、家族の車の駐車はもちろん、ゲストが多く訪れた際も余裕を持って駐車できます。

明るいエントランス

室内は真っ白な壁とリッチな質感のフローリングでクリーンで落ち着いた雰囲気です。玄関ドアとほぼ同じ大きさの窓を隣接させることで、自然光が差し込む明るいエントランスホールとなっています。窓はシルバーの縦型ブラインドを設置して光を遮ることなく適度にプライバシーを確保。

印象的な開口部

こちらは一階リビングルームです。外観写真でも見た正方形の開口部が印象的です。昨今は壁一面すべてをガラスにした開放的なデザインが人気ですが、こちらのように正方形という形状の魅力を生かし、敢えて開口を抑え気味にしたデザインが新鮮な印象かつ、適度に閉じられた安心感を住み手に与えています。真っ白な壁とフローリングはそのままに、これから選ぶ家具や装飾、それらの配置によってどのようにも雰囲気を変えられる高いポテンシャルを感じる空間です。

浮遊感のある階段

まるで宙に浮いているかのような浮遊感のある階段はキャンティレバー構造で、軽やかで洗練された印象を作りつつ、階上からの自然光を階下へ届けるという実用的なメリットもあります。踏み板はフローリングと同じ色味の木材を使用することで統一感のあるエレガントな仕上がりになっています。手すりもシルキーな輝きを放つステンレスを使用したミニマルなデザインでスタイリッシュに。このようなデザインの階段はとても魅力的でミニマルスタイル以外にも様々なスタイルに合いますが、家庭に小さなお子さんがいる場合は隙間から落下する可能性があるので、ベビーゲートを使用するなどの対策が必要です。

遊び心のある設計

二階にあるこちらの部屋は正方形の開口部を中心として左右対称にデザインされています。使い方は自由自在、子供たちそれぞれの個室として使用するなら、同じ家具を左右対称に配置して三次元の間違い探しのようなちょっと不思議な視覚を楽しんだり、左右でモダンとクラシック両極端なインテリアにしてみたり… と遊び心を持ってインテリアを楽しむことができる設計となっています。

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