広がりのある階段の活用best5 – 奥行きのある芸術的な空間!

坪庭のある三角屋根の家 OUCHI-32, 石川淳建築設計事務所 石川淳建築設計事務所 درج
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階段は上下につながる立体的な空間を生かすことができます。平面上ではほんの一部分でも、空間を通してみると面積以上の広々とした開放感を得ることができるでしょう。階段は必然的に小空間の吹き抜けができるため、さらにほんの少しの吹き抜けを加えることでぐっと効果的に広がりを生み出すことも可能です。今回ご紹介するのは、広がりを感じる階段の空間best5。ただの階段スペースだけではない、魅力のある階段のアイデアを見てみましょう!

中庭のあるシンプルモダンな家

NEWTRAL DESIGNの手がけたこちらの家は、グレーのモダンなファサードが印象的な住まいです。ガレージスペースを持ち、正面からは見えない位置に中庭を内包しています。玄関は広めの土間空間に仕上げられ、ガレージとつながる大きなガラスがよりひろびろとした空間を感じさせます。モダンなストリップ階段が軽やかな印象を与え、階段下には北欧デザインの家具を設置。おしゃれなカフェを思わせるような雰囲気です。立体感のある階段の存在が一段と魅力的な雰囲気に仕上げられています。本住宅については「家族をいつも傍に感じる中庭のある家」で詳細をご紹介しています。


スタイリッシュな三角屋根の家

石川淳建築設計事務所の手がけたこちらの家は、真っ白な壁の三角屋根が目を引く住宅です。シンプルでシンボル的な佇まいの家に、外部の緑がよく映え、おしゃれな雰囲気を醸し出します。室内はスキップフロアで構成され、玄関は半階上がった位置に。玄関までの階段のアプローチも、さらに絵になるバランスとなっています。室内はスキップフロアによって目線が上へ上へと抜ける空間となっており、小さな坪庭を囲むような動線が魅力。坪庭に面して階段が設置され、階段を登りながら外部へと気持ちよく目線が通るようにデザインされています。本住宅については「坪庭のある三角屋根の家 OUCHI-32」で他の写真をご覧いただけます。



二軒長屋の片方に生まれた3階建の住まい

今井賢悟建築設計工房の手がけたこちらの家は、二軒長屋の片方を解体、家族4人の新築住宅に生まれ変わった住宅です。間口がコンパクトな細長い敷地という条件の多い長屋。こちらの住宅も例外ではありませんでした。両側を建物に囲まれているため、明るさの確保や限られた空間をどう開放的に見せられるかというのがこうした細長い家ではいつもテーマとなります。こちらの家では、二階のテラスを利用した軒と玄関の天井が一体となるような、玄関の大きなガラスがポイント。玄関ホールに沿った片持ちスタイルの階段と、その下の坪庭の演出によって芸術性を感じる空間となっています。決して広い空間ではないものの、デザインによってぐんと高級感と広がりを持つ住まいに仕上がっています。本住宅については「beak」で他の写真をご覧いただけます。


スキップフロアの洗練された空間の家

藤原・室 建築設計事務所の手がけたこちらの家は、長野県の千曲川沿いに建つ住宅です。川辺の景色とまるで一体感を持つような視線のつながりを意識してデザインされました。スキップフロアを生かした内部は、まるで建物を切り取ったかのように窓を縦に配置しているのが特徴。地面、土手の緑、そして空へと流れるように景色を家の中にいながら体感できます。スキップフロアは階段がより空間を生かす働きをしますが、白調の優しい木の色と、光を通すストリップ階段で空間を邪魔せずすっきりと仕上がっています。家の中を歩きながら、さまざまに光や視点を発見できるユニークな住まいとなっています。本住宅については「千曲の家/House in Chikuma」で他の写真をご覧いただけます。

うなぎの寝床のような二世帯住宅

有限会社角倉剛建築設計事務所の手がけたこちらの家は、「うなぎの寝床」のように南北に細長い敷地が特徴の住まいです。敷地の両側は現在は空いているものの、将来的に建物が建つことを想定しなければなりませんでした。限られた空間でありながら、二世帯が暮らすために快適な空間を作ることがテーマ。敷地的な特徴もあり、光を取り込む方法や距離感の取り方が工夫されたプランとなっています。親世帯と子世帯はそれぞれ階段を持ち、上下に分かれた空間を持つことで上からの光を確保しています。階段によって生まれた吹き抜けを生かし、コンパクトな空間でも広々とした印象を持つ住まいに仕上がっています。本住宅については「 都市部に建つ開放的な多世帯住宅」で詳細をご紹介しています。

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