鏡は自分を写すだけでなく、空間に広がりやインテリア性を持たせる効果があります。取り入れ方によって家の印象に大きな変化をもたらすことができる鏡。インテリアアイテムとしても、家を作る際のハード面から取り入れることも可能です。今回ご紹介するのは、鏡を使った10のインテリア。魅力的なアイデアを参考にしてみましょう!
玄関の収納の扉を全面鏡にしたこちらの家。フレームのない連続した鏡は、すっきりとモダンに空間を演出しています。向かい側の中庭が見える窓を映し、面積以上の広がりが感じられる玄関に仕上がっています。
現在は生産されていない、日本製のアンティーク洗面台と古建具に鏡をはめ込んだオリジナルの洗面空間。スライドさせることができるように造作された鏡で、収納としての使い勝手も抜群です。
「整理整頓」をテーマにリノベーションされたこちらの家。たっぷりと収納できるウォークインクローゼットは、扉に全面鏡を取り付けました。姿見の設置スペースを考える必要がなく、機能的にも空間の効率的にも良いアイデアです。
築38年のマンションを購入し、リノベーションしたこちらの家。一旦スケルトンにし、新しく空間を刷新しました。どうしても位置を移動できないパイプスペースは、4面を鏡張りにして存在感を感じさせない工夫を凝らしています。リノベーションの障壁もアイデアによってデザイン性を高めることができます。
まるで新築のようなモダンな空間は、マンションをリノベーションして生まれました。間接照明や温かみのある板貼りを採用し、モダンでホテルライクのインテリアに仕上がっています。一面を鏡貼りの壁面にすることで、ぐんと広がりのある心地よい空間となりました。
都心にあるこちらの住まいですが、大都市にいることを感じさせないようなリゾート感のあるインテリアが特徴です。広々としたバスルームは、外に竹林が見える大きな窓が。横長の大きな鏡を設置することで、竹林が窓の外にも連続して見えるようなアクセントになっています。家に居ながらにして非日常を感じられるバスルームとなりました。
マンションをリノベーションして生まれたこちらの家は、こだわりのあるインテリアが印象的な空間です。グレーカラーや無垢材、アイアンやモルタルといった素材感のあるものがセレクトされ、インダストリアルな世界観が魅力。アイアンのフレームにアンティーク風ガラスをはめ込み、中央にガラスをあしらった洗面はまるで海外のインテリア雑誌に出てきそうなクールな雰囲気に仕上がっています。
別荘として建築されたこちらの家は、いたるところに遊び心が詰まった住まいです。さまざまな色や素材が生かされ、こちらのバスルームもユニークな空間に仕上がっています。外壁と同じガルバリウム鋼板を全面にあしらい、トップライトで上から光が降り注ぐ様子は露天風呂をイメージしているとのこと。横長の鏡とガルバリウム鋼板がモダンに溶け込んでいます。
東シナ海を臨むロケーションにあるこちらの家は、箱を宙に浮かせて眺望を最大限に生かした建築が魅力です。全面ガラスの窓に、モルタルやガラスを使った室内のインテリア。鏡をあしらうことでさらに広がりを持たせ、まるでモデルハウスのようなインテリア空間に仕上がっています。
100年前に建築された古民家をリノベーションしたこちらの住まい。建物が持つ魅力的な歴史ある躯体を生かしながら、耐震補強や断熱改修をし、居住性も高められました。趣味室の壁は一面鏡張りがなされ、古民家の味わいと鏡の持つモダンさが融合した空間となりました。