家づくりを始めたい、家づくりをしている途中、さまざまな場面でインテリアのコーディネートに迷う場面が出てきます。間取りや平面図だけではない、立体になった時のデザインや色の組み合わせなど、どのようにしたら良いか想像しにくいこともありますよね。出来上がってから後悔をする前に、素敵なコーディネートの実例を見ながらポイントを抑えましょう!
こちらは床に自然な木の色を使い、床より上の木部は濃い目の色で統一しています。全て濃いめの色だと印象が強すぎるかな、という場合にも、範囲の広い床が優しい色だと穏やかな印象にまとまります。
アーチ開口の向こう側、収納棚の奥にレンガのアクセント壁。壁全体が見えなくても、収納の中に自然に溶け込んでいます。ちらりと見える部分に素材感のあるものは、よく映えるポイントに。
グレーの壁面、ターコイズブルー、濃い色のタイルとさまざまな色や素材がコーディネートされた空間。一見暗めになりそうな組み合わせの中に、ターコイズブルーがぱっと明るく演出し、良いバランスのコーディネートにまとまりました。
複雑な敷地形状で家の形が四角にならない場合もあるでしょう。ほんの少しの三角スペースも、ディスプレイ空間として活躍します。照明があるとなお特別な雰囲気を演出できますね。
家具や棚はきっちりと四角でないといけないことはありません。幅をずらしたり、高さにリズム感を加えるととても楽しそうな空間に。造作収納だからこその自由度で遊び心を加えてみるのも良いでしょう。
ついついあれもこれも欲しくなってしまう装飾も、すっきりと余分を削ぎ落としたディテールにすることで、凛とした空間に。光のグラデーションが美しく映える空間に仕上がっています。
畳の和室も現代の家に似合うモダンな雰囲気でコーディネート。収納を吊押し入れに、床の間もすっきりとしたデザインを採用し、和室の固定概念を現代風にアレンジしています。
ひとつの窓が外部の景色を切り取り、まるで絵画のような空間に。窓を主役としたレイアウトや素材の使い方にセンスを感じます。抜群の景色をずっと眺めていたくなる落ち着いたインテリア空間です。